賃貸マンションをお探しの方に人気の地下鉄駅とおすすめの南北線駅
札幌で賃貸マンションをお探しの方におすすめなのが、地下鉄沿線でお部屋探しをすることです。
その理由は札幌ならではの冬の事情にあり。そこでまずは札幌の3つの地下鉄路線について、次に住んでみたいという人気がある地下鉄駅と、気になる家賃の相場について、さらに南北線でおすすめの地下鉄駅についてご紹介をしていきます。
家族で札幌に移住なさる方は便利な中心部も良いですが、自然があり教育環境が整っているエリアもおすすめです。ぜひお部屋探しの参考になさってください。
目次
マンションを賃貸するなら南北線沿線が良い?札幌の地下鉄路線について
札幌の通勤通学には地下鉄の利用がおすすめです。冬に大雪が降ることが多い札幌はバスやJRだと遅延が多くなり、また自家用車の通勤でも渋滞が予想されます。しかし札幌の地下鉄は単独路線で、さらに屋外に出ることがないため、大雪の影響を受けることがありません。
そこでお部屋探しをする際には、地下鉄沿線をポイントになさることをおすすめします。
●札幌の3つの地下鉄路線
・南北線
札幌オリンピックを間近に控え昭和46年4月に開業されたのが、札幌の最初の地下鉄路線、南北線です。麻生を始発とし、北34条、北24条、北18条、北12条、さっぽろ、大通、すすきの、中島公園、幌平橋、中の島、平岸、南平岸、澄川、自衛隊前、真駒内の16駅があります。
・東西線
昭和51年6月、南北線の次に開業された東西線。最初は琴似~白石間でしたが、その後延長され今は宮の沢、発寒南、琴似、二十四軒、西28丁目、円山公園、西18丁目、西11丁目、大通、バスセンター前、菊水、東札幌、白石、南郷7丁目、南郷13丁目、南郷18丁目、大谷地、ひばりヶ丘、新さっぽろの19駅となっています。
・東豊線
札幌の地下鉄では最後に開業された東豊線。昭和63年12月に栄町~豊水すすきの間が最初に作られました。その後延長され現在は栄町、新道東、元町、環状通東、東区役所前、北13条東、さっぽろ、大通、豊水すすきの、学園前、豊平公園、美園、月寒中央、福住の14駅からなりたっています。
札幌で住みたいと言われる人気がある駅と地域の特徴
札幌の地下鉄駅は重複駅を除くと46駅あります。これからお部屋を探す方は、地下鉄沿線が便利で良いとわかっていても、どの駅周辺が良いのか迷ってしまうことでしょう。そこでまずは皆さんが住みたいと思う人気のある駅と、その地域の特徴をご紹介していきます。
・さっぽろ駅(南北線・東豊線)
さっぽろ駅周辺は利便性がよく、新築のタワーマンションも話題を呼んでいて、住んでみたいと人気のエリアです。
・円山公園(東西線)
円山公園駅は中心部に近く利便性が良いうえに、駅名に由来している円山公園など自然が豊かなところが人気の理由。おしゃれなカフェやレストランや高級住宅、マンションが立ち並び、さっぽろ駅周辺と並んで一度は住んでみたいと思う地域です。
・琴似(東西線)
琴似にはJRの駅もあり、さっぽろ駅にいくのも便利がよく、またオフィスが集まる大通駅までも約10分ほどでつくことができます。普段の生活面では大型スーパーが琴似駅周辺にあり、中心部ほど混雑はせず、しかし不便を感じない生活ができると人気です。
・麻生(南北線)
麻生駅は南北線の始発駅。ですがさっぽろ駅までは約10分でつくことができます。通勤ラッシュの時間帯は始発駅なので座ることができる。そんなところも日々の生活では嬉しいポイントの一つになるはずです。駅には直結の大型スーパーがあり日常に不便を感じることがなく、さらに賑やかな中心部よりも落ち着いた、住みやすい住宅街といった印象が麻生にはあります。
・新さっぽろ(東西線)
新さっぽろは再開発が進み、さらに発展が期待される街です。駅周辺はマンションや商業施設などで賑やかさが増す一方で、江別方面にいくと自然が豊かなところも特徴。また新さっぽろにもJRの駅があるので、さっぽろ駅、新千歳空港へのアクセスが良いのも魅力です。
人気がある南北線駅の賃貸マンションの相場
上記では人気のある地下鉄駅について紹介をしました。では気になる家賃はどのくらいなのでしょうか。
・さっぽろ駅
さっぽろ駅での家賃相場は5万円。ワンルームの賃貸マンションだと相場は4万円ほどで、家族で住むことを考えた2DK~3DKの賃貸マンションの場合、相場は8万円ほどです。
・大通駅
大通駅の相場はオフィス街であることや、大通公園などで中心部にいながら緑を感じられる点、またイベントなども多く開催されることからさっぽろ駅の賃貸物件よりも相場は高く、約6万円となります。ワンルームだとさっぽろ駅とあまり変わらず、相場は4万円ほどとなり、家族向けの賃貸マンション2DK~3DKの間取りになると8.5万円が相場です。
・麻生駅
南北線始発となる麻生駅も住宅街として人気がありますが、さっぽろ駅や大通駅と比べると中心部から離れていることもあり、ワンルームの賃貸マンションの相場は3.3万円。家族向けの賃貸マンション2DK~3DKの間取りの場合は、5.7万円と南北線の中でも相場が安く、ファミリー向けのお部屋をお探しの方にはおすすめの地域です。
相場よりも比較的安く賃貸マンションが借りられるおすすめの南北線の駅
南北線で人気の駅の賃貸マンションの相場は、さっぽろ駅と大通が家賃が高く、人気に見合った相場となっていることがわかります。
しかし麻生は2つの人気の駅に比べると人気があるにもかかわらず、家賃の相場は低くおすすめのエリアと言えます。
またさっぽろ駅や大通駅、麻生駅の他にも、南北線では平岸や中島公園、北24条なども住んでみたいと人気のある駅です。
中島公園駅と北24条の家賃相場は、さっぽろ駅や大通駅についで高くなりますが、ワンルームだと3.2万円、2DK~3DKの間取りの場合は6万円前後となり、中心部の人気駅よりも家族向けのお部屋の家賃相場は低くなります。
ちなみに住んでみたいという地下鉄駅についてご紹介をしてきましたが、実際に住んでみたという口コミ情報では、南北線の澄川も人気は決して低くはありません。特に子育て世代の方には高評価で、教育環境が整っている、スーパーやドラッグストアなどがあり買い物に便利、また子供が遊べる公園が身近にあるところも住みやすいポイントとされています。
澄川は上記した駅よりさらに家賃相場は低く、賃貸マンションの家賃をなるべく抑えたいという方にはおすすめの地域と言えます。
まとめ
・南北線で人気の王道はさっぽろ駅と大通駅。しかし便利な反面、賃貸マンションの相場は最も高い傾向があります。
・賃貸マンションで家賃をなるべく抑えたいと言う方におすすめなのは、麻生駅と澄川駅。中心部ほど賑やかではないものの、買い物など普段の生活に困ることもなく、南北線の端に位置するのにも関わらず、中心部までは地下鉄で10分ほどでつくことが可能なことも魅力の一つです。
あくまでも家賃の相場は変動があり、また同じ地下鉄駅でも駅チカ、築年数が浅いなどの物件は、人気があり相場よりも家賃が高いことでしょう。
まずはどのような場所に住みたいのか、上記を参考にしながら生活スタイルに合わせた地下鉄駅を見つけて、不動産会社に相談をしてください。