【札幌で1DKの賃貸物件探し】間取りの特徴と物件を探す際の注意点
札幌で一人暮らしをするための部屋として、1Rよりも1DKの賃貸物件の方がよいと考える人も多いでしょう。2部屋あることで、リビングと寝室というように分けて使えることが1DKの魅力の一つとも言えます。
ただ、1DKにもいろいろなタイプがあります。1DKのお部屋を探す前に、まずはその特徴と注意点について頭に入れておきましょう。そうすれば、物件選びで失敗することはなく、自分に合った1DKのお部屋を見つけることができます。
目次
1DKの賃貸物件の間取りの特徴と1K、1LDKとの違いについて
お部屋探しを始める前に、まず1DKの間取りの特徴と1K、1LDKとの違いについて理解しましょう。
料理、食事する部屋と寝る部屋を分けることができる
1Rや1Kだと料理、食事、睡眠すべて同じ部屋で行うことになりますが、1DKであれば別々にすることができます。餃子などニオイが強い食べ物を食べた後同じ部屋で寝るとニオイが気になることがありますが、1DKであれば食べる場所と寝る場所が別なので、ニオイも寝室までは入りにくいでしょう。お料理が好きな人には特に向いているお部屋のタイプです。
また、友達が遊びにきても、寝室は見せずにすみます。プライベートを守ることができることもメリットの一つです。
1DKの間取りのタイプによっては、どちらかの部屋が寒いことも
1DKの間取りには、いろいろなタイプがあります。その一部をご紹介します。
奥行がある長方形タイプ
玄関を入るとDK(ダイニング・キッチン)があり、その奥に居住スペース、そしてベランダがあるタイプです。DKに窓がない場合、居住スペースにしか日が当たらないため、広さによってはDK側が寒くなる、暗くなる可能性も。
反対に、手前が居住スペースで奥にDKという1DKもありますが、このタイプだと家事周りの動線が不便に感じるかもしれません。また、居住スペースに窓がない場合は光が入らないため、カビが発生しやすくなります。
バルコニーが2部屋にまたがっているタイプ
長方形タイプとは違って両方の部屋に窓、ベランダがあるため、日当たりも良くて明るいことがメリットです。
真ん中にバス・トイレがあるタイプ
DKと居住スペースがそれぞれ独立しているため、DKはリビングとしても使えます。ただし、お部屋間の移動が面倒に感じるかもしれません。
1K、1LDKとの違い
1K、1LDKと1DKとの違いは、キッチンスペースの広さにあります。
- 1K→4.5帖(7.29平米)まで
- 1DK→4.5~8帖(7.29平米~12.96平米)まで
- 1LDK→8帖(12.96平米)以上
※1帖=1.62m²で算出
上記のように広さが決まっています。そのため、一番広い1LDKが家賃も一番高くなります。
札幌で1DKの賃貸物件を探す際の注意点
1DKの賃貸物件の特徴を理解した上で札幌で部屋探しをする際は、以下のことに注意しましょう。
DKの広さ
DKは4.5~8帖と決まっていますが、どのくらいの広さがあるのかチェックしましょう。それぞれのお部屋をどう使うかにもよりますが、DKが広い場合はテレビなども置いて1Rのように使い、もう一部屋は完全に寝室として使うこともできます。そうすれば、友達が来た時などもDKで過ごし、寝室は完全なプライベートスペースにすることも可能です。間接照明を置いたりして、おしゃれな空間を演出してもよいでしょう。
DKの位置など間取り
先ほど紹介したように、1DKにもいろいろなタイプがあります。おすすめなのはバルコニーが2部屋にまたがっているタイプですが、家賃は高くなるでしょう。反対に、家賃は安くても、間取りや築年数によっては光熱費が高くなってしまうケースもあります。札幌の冬の気温のことも考えて、物件を探すようにしましょう。
築年数が古い物件の場合は念入りに確認
1DKは1980年~1990年代に人気があった間取りなので、築年数が古く、居住スペースが和室という物件も札幌には数多くあります。リフォームされているかどうかということなども注意して見るようにしましょう。
実際に不動産会社のサイトで札幌の1DKの賃貸物件を探すと、家賃2万弱で築30年以上、DK6帖と和室6帖という物件が掲載されていることがありました。一人暮らしであれば充分な広さですが、和室だとお部屋の雰囲気も変わります。おしゃれな部屋にしたいと考えている人には向きません。さらに、畳の掃除は手間がかかります。
収納スペースをチェック
1DKは1Rと比較すると広いとはいえ、収納はあった方が便利です。間取りをチェックする際は、収納はあるか、ある場合は大きさはどうかということも確認しましょう。
また、シューズクローゼットやキッチンの収納スペースなども確認しましょう。
扉のタイプをチェック
間取りによって扉のついている場所も違いますが、どこに扉がついているか、そしてその扉の種類(ドアタイプか引き戸タイプか)についても確認するようにしましょう。ドアタイプであれば、その周辺には家具が置けない可能性があります。
まとめ
1DKの賃貸物件には、メリットとデメリットがあります。
メリット
- 寝室とリビングを分けるなど生活スペースを自由に分けることが可能
- 友達が遊びに来ても、2部屋あるので困らない
- お部屋も広く、家具やレイアウトなどをおしゃれにすることができる
デメリット
- 1Rと比較すると、家賃は高め
- 間取りや窓の位置によってはどちらかの部屋が寒くなり、光熱費が高くなる
- 築年数が古く、居住スペースが和室の賃貸物件も多い
とはいえ、お部屋を広く使えることが魅力の1DKは、一人暮らしの女性におすすめです。自分にとって何を優先すべきかを考え、1DKの賃貸物件を探しましょう。