ワンルームマンションの賃貸物件を札幌で探す際のポイント
ワンルームマンションは、札幌で一人暮らしを始める学生や新社会人の方におすすめの物件ですが、賃貸物件を探す際にはいくつかポイントがあります。
住んでから後悔しないためにも、賃料に無理がないか、ライフスタイルに合っているかなど、総合的に判断した上で決断しましょう。
部屋を広く見せるレイアウトのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ワンルームマンションを札幌で探すならまずは相場をチェック
一人暮らしに最適なワンルームマンションですが、まずは予算を考えながら、住みたい区の家賃相場を調べることが大切です。
札幌のワンルームマンション家賃相場
札幌ワンルームマンションの家賃相場は、インターネットによる情報収集がおすすめです。各不動産会社では、区ごとに賃貸物件の賃料を集計し相場を表示していますので調べてみましょう。
それぞれ独自のロジックにより算出していますので金額は多少異なりますが、もっとも家賃相場が高いのは中央区で3.6~4万円、低い地域は南区で2.7~3万円と共通していることがわかります。
希望する地区が中央区だとしても、家賃相場が想定よりも高い場合、これからの生活を考えるならば条件を見直し、家賃が低い区を選ぶことも大切なことです。
札幌は他の都市よりも家賃は低めなので、札幌中心部のワンルームマンションで家賃3万円代の物件も少なくありません。
ただ築年数が古かったりワケあり物件であったりと、安い物件なりに何か理由があることも多いため、契約前にしっかり確認することが重要なポイントです。
ワンルームマンションのメリットとデメリット
ワンルームはキッチンスペースと洋室が一体型となっているタイプです。
間取り図では「1R」と表示され、オープンな間取りは一人暮らしの方に向いている部屋といえますが、ワンルームならではのメリット・デメリットがありますので知っておきましょう。
ワンルームのメリット
- 仕切りがないため、夏はエアコン、冬は暖房が効いた部屋で過ごせる
- キッチンスペースが広い
- 掃除が楽
- 家賃が低い
ひとつの広い空間なので、家事動線が楽、料理や掃除もサッとできるのはワンルームならではでしょう。設備コストがかからないので家賃が低く、室内の温度も一定に保てるのは嬉しいポイントです。
ワンルームのデメリット
- キッチンが一緒なのでニオイが気になる
- 就寝中など冷蔵庫の音が気になる
- 風通しが悪い
寝ているときに冷蔵庫の音が気になってしまったり、料理のニオイや油のベタつき、排水溝のニオイが気になることも。自炊をする方は注意が必要です。
ワンルームの場合、玄関を開けると室内が見えるタイプを想像しますが、玄関と室内の間に扉があるタイプも札幌では多いので、特に女性はそうした点にも注意しながら選ぶとプライバシーが守れ安心です。
ワンルームマンションを選ぶ際の注意点。居住スペースは要チェック
ワンルームマンションを選ぶ際は、以下の点にも注意しましょう。
居住スペースは意外と狭い
ワンルームの場合、広さの表示が8帖や10帖などと記載されていますが、部屋の広さは玄関やキッチンを含める広さということをご存じでしょうか。居住スペースは表示されてある広さよりも1.5~2帖狭いので、間取り図に惑わされず、実際に目で見て広さを確かめることが大切です。
収納扉やドアの開閉スペースは要チェック
ワンルームではベッドの置き場所が大体決まってしまいます。ベッドの大きさもそうですが、収納扉やドアの開閉スペースに注意しないと、「ベッドを置いたら扉が途中までしか開かない」ということも。せっかくのクローゼットも使いにくくなってしまうので、扉がかからないかどうかも確認することもお忘れなく。
使い勝手が良さそうなロフトの盲点
ロフト付きワンルームは天井が高く開放感があり、ロフトスペースを収納や寝室として使うなど有効活用できて便利ですが、ロフトを上り下りするのが大変だったり、夏は暑いなど面倒に感じてしまうことも。
いずれも事前にチェックすれば対処できるものばかりです。
予算やライフスタイルを考え、あなたに合ったワンルームマンションを選んでください。
ワンルームはレイアウトが重要、快適に暮らす3つのポイント
ワンルームはアイデア次第。狭いワンルームも工夫次第で広く見せることができます。
家具の高さ
ワンルームは限られたスペースをいかに広く見せるかがポイントになるのですが、おすすめは”低めの家具を置く”ことです。これだけで圧迫感をなくし、部屋を開放的に見せることができます。ベッドや棚もできるだけロータイプ、特にベッドを窓際に置く場合は光を遮らない低いタイプを選びましょう。
家具で仕切ってエリア分け
ワンルームは全てが1つの部屋に集約していて暮らしやすい反面、メリハリがないのが難点です。部屋にある程度の広さは必要ですが、棚やラック、パーテンションなどを使って仕切ることで、簡単にワンルームを2部屋のように使い分けることができ、それぞれの空間を演出できます。
余計なものを持たない、シンプルな暮らしがやっぱり大切
ワンルームに限らず言えることかもしれませんが、極力余計なものを持たない、シンプルな暮らしを心がけることも重要なポイントです。コンパクトな部屋に合わせて、不要な家具やものを置かない。それだけでスッキリ快適な部屋になります。
まとめ
ワンルームマンションは一人暮らしを始める学生や社会人に最適な物件ですが、まずは家賃相場を調べ、どの区に住むのがベストなのかをチェックすることからはじめましょう。
物件を選ぶ際は間取り図の表記よりも、実際の居住スペースである「専有面積」を重視しすると失敗しません。
ワンルームは家賃も低く、工夫とアイデア次第で快適に住まいになります。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ理想の部屋を見つけてください。